ねこのあごがザラザラしている!?肌トラブルの対処の仕方


猫のニキビとは

猫の肌トラブルの一つとして挫瘡と呼ばれるニキビの症状が挙げられます。猫のニキビは人間のニキビと同様に毛穴が詰まることで症状が起こります。ニキビの発症場所ですが、人間は色々な場所にニキビができるのに対して、猫は顎の周りに集中してできる傾向にあります。猫の顎ニキビはどの種類の猫にも起こりうる症状であります。猫の性別や年令などにも偏りはありませんが、体質によっては顎ニキビができやすかったり、再発を繰り返すといわれています。

上を見上げる白黒のネコ

中度以上は動物病院へ

軽度の顎ニキビの症状なら、皮脂が毛に絡みつき黒いブツブツがついて砂粒がついているように見えますが、中度の症状に進行するとニキビの周りの毛が抜けて赤い斑点ができるようになります。猫が痒がったり痛みを感じて家具の角に患部を擦り付ける動作をする場合があり、重度の症状になれば、ニキビの患部が細菌感染を起こして膿んでしまうので、患部が爛れて出血が見られる場合があります。このような状態になると自宅での治療はほぼ不可能なので、中度以上の症状があらわれた時点ですぐに動物病院に連れて行き獣医師の診察を受けるようにした方が良いです。


先生に抱かれる猫

猫のにきびの初期症状の場合

では、猫の顎ニキビが初期症状の場合ですが、取り除く方法としては顎ニキビ部分をこまめに温かいタオルで拭くなどして、清潔に保つことが重要です。基本となるお手入れを行えば、猫の自己治癒力で回復していきますが、間違った対処方法として、先が尖っているピンセットや爪や歯ブラシなどを利用して、無理に猫の顎ニキビを除去しようとすると患部に傷がついたり雑菌が入り込んで症状が悪化する可能性があるので、間違った対処を行うことは避けましょう。これは人間のニキビを取り除く方法としては間違った方法です。猫も人間も一緒です。

猫のあごニキビをとる

顎にきびの再発を防止する

また、顎ニキビを再発させないためには、普段からシャンプーを行う際に猫の顎の下を優しく重点的に洗うことや汚れが見えた場合にはこまめに清潔なガーゼもしくはコットンを使用して、丁寧に拭いてあげることが効果的です。


以上、猫のあごニキビの取り方のご紹介でした。


人もネコもニキビはいやですよね。


※画像はイメージです。

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